ローマに戻ると軍団司令官

ローマに戻ると軍団司令官に選出、クルスス・ホノルムへの道を歩み始めた。

ヒスパニアでのセルトリウスの乱に加えて、紀元前73年にはスパルタクスらによる第三次奴隷戦争が勃発、グナエウス・ポンペイウスやマルクス・リキニウス・クラッススがこれらの戦争で活躍したが、この時期にカエサルは、軍の士官職を持っていたにもかかわらず、活躍をしたという記録は無い。紀元前69年に財務官(クァエストル)に就任。

この頃、叔母でマリウスの寡婦であったユリアの葬儀で追悼演説を行った。

このときまた、スッラの粛清以来すっかり見なくなったマリウスの像を掲げ、自らを民衆派であることを公然と示した。なお、妻のコルネリアもこの年死去した。

財務官の任務でカエサルはヒスパニアへ赴任する。

ここでアレクサンドロス大王の像を目にして「アレクサンドロスの年齢に達したのにも関わらず何もなしえていない」と自らの心境を吐露し、偉業達成への意気込みを見せた。なお、スエトニウスによると、カエサルはこの夜に母アウレリアを犯す夢を見た。
update:2010年02月25日